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出産費用の内訳

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 出産費用の内訳は、考えているよりも、かなり細かく分かれています。まず、病院代ですが、主に「初診料」「定期健診」「出産までの検査料(血液検査、超音波など)」「入院・分娩費用」がかかります。

 「初診料」は、大体1万円前後ですが、かかる病院でかなり差があるようです。

 「定期健診料」は、通常1回の検診につき5千円ぐらいです。婦人科検診にかかる費用は、5回までは3千円を国が負担してくれていたのですが、法の改正により、2009年4月から、14回まで負担してくれるようになりました。定期健診の回数は、通常10回から15回なので、母体に問題がなければ、7万円以内で収まります。

 「出産までの検査料」は、任意の検査と、妊婦さんそれぞれの健康状態によるので、一概にはいえませんが、大体2千円から1万円ほどです。超音波検査は、国から1回だけ補助がついています。

 そして、出産費用の中でも、一番ウエイトが重いのが「入院・分娩費用」です。通常、陣痛が始まってから入院して、分娩、産後の経過を見て、退院するまでが、一般的な「入院・分娩費用」になります。ただし、個室を希望したりすると、それだけ費用もかかりますし、早朝や深夜、休日や祝日、お盆休みやお正月など、産む時間帯や曜日によって、費用が割り増しになります。また、母体や赤ちゃんの状態によって、何らかの治療や処置が必要になったときは、さらに費用がかかる場合があります。だから、出産費用というのは、ほんとに赤ちゃんが無事に生まれてくるまでは、いくらかかるか想定するのが難しいんですね。

 ほかには、ベビー用品代、マタニティ用品代などが出産費用に含まれますが、この費用に関しては、人それぞれになりますね。ベビー用品もマタニティ用品も、1時的に必要なものなので、出産費用を節約したいという方は、リサイクルショップや交換サイトなどで賢く準備することをお勧めします。

出産費用について