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帝王切開の場合の出産費用

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 出産は、自然分娩が望ましいですが、自分の力ではどうにもならないときもあります。それが、帝王切開での出産です。通常の出産の場合は健康保険がききませんが、帝王切開時の出産費用は、いわゆる手術になるので、健康保険が適用されます。健康保険の適用は、あくまでも、帝王切開のときに要する、治療や投薬、手術に関するものだけです。

 帝王切開をした場合、出産費用は、それぞれの病院や入院日数、時期などによってもかなりの幅があります。分娩に関する費用には、健康保険などは関係なく、一般的に大体の金額の目安はつけやすいですが、プラスアルファの帝王切開の金額の目安が不安な場合は、病院にあらかじめ問い合わせてもいいでしょう。

 また、帝王切開にかかっている費用が、一定額を超えているときは、高額療養費の対象になります。帝王切開と分娩を、同じ出産費用というくくりで考えず、手術は手術、出産は出産と考えた方が、どこの費用が、高額療養費の対象になるか分かりやすいと思います。でも、手術をして出産もして、と同じ病院の流れの中で体験するので、いっしょくたに考えてしまうという方も、多いでしょう。そんな時は、退院する際、領収証で確認をしてください。分娩にかかった出産費用と、帝王切開にかかった費用は、別々に記載されているはずです。

 また、帝王切開は出産とは違う治療ということで、加入している生命保険や、簡易保険などから、医療特約で給付金が支払われることがあります。しつこいようですが、帝王切開を「出産」と考えず、手術と捉えて、高額療養費や保険からの給付金など、ちゃんと受けるように確認をしておきましょう。

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