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水中分娩の出産費用

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 出産費用よりも、出産は分娩方法で選びたいという方もいると思います。分娩方法にもいろいろありますが、特別な場所で産むというのであれば、水中分娩があげられるでしょう。

 水中分娩とは、心と体をリラックスさせるため、温水につかりながら、陣痛を和らげることが出来る分娩方法です。温水に入ると、血行が良くなって体が温まり、筋肉が柔らかくなって会陰が伸び、お産がしやすくなります。また、浮力で体が軽くなっているので、出産の痛みが軽減される効果もあるようです。

 水中分娩だったら、10ヶ月の間、羊水の中で成長してきた赤ちゃんにとっても、突然外気に触れるより負担が少ないでしょう。「いきなり、水の中に赤ちゃんを入れて大丈夫?」という心配もあるかもしれませんが、そこは看護師さんがすぐに取り上げてくれますし、羊水の中と同じで胎盤はまだつながっているので大丈夫です。

 水中に入るタイミングは、陣痛が始まってからですが、ずっと水の中にいるというわけではありません。1回の入水時間は、1時間が制限時間なので、お医者さんの指示のもと、陣痛が始まっても子宮口が開くまでは、入水しない場合もあるようです。

 このように、水中分娩は、母体にも赤ちゃんにもストレスを与えないで、快適な出産の方法とされています。しかし、プールなどの設備が必要ということもあり、この分娩方法をしている産婦人科が少ないというのが、実情です。気になる出産費用ですが、通常の出産費用に5万円から10万円ほどプラスするぐらいが平均のようです。もちろん、病院によって違いますが、水中分娩がすごく高いというわけではありません。

 何よりも、この出産方法を希望するなら、出産費用よりも、病院を探すことと、母体も赤ちゃんも健康である、ということの方が大切です。

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