出産費用の比較（個人病院・総合病院）

　出産費用の中の「入院・分娩費用」は、どんな病院で出産するかによって、かなり変わってきます。そこで、目安として、個人病院での出産費用と総合病院での出産費用を比較してみましょう。

　まず、個人病院ですが、地域や各産院での開きはありますが、出産費用は平均４１万８千円です。個人病院は、サービスが充実しているところが多いです。フェイスエステやリフレクソロジーや、食事が豪華だったり、個室が完備されているなど、妊婦さんが出産から出産後まで快適に過ごせるように考えられています。ちなみに、芸能人や著名人の方などが入院する個人病院は、ホテルのようなサービスや施設が充実しているそうで、７０万から１００万円ぐらいかかるようです。

　次に、総合病院ですが、国公立の総合病院だと、平均３７万１千円。つまり個人病院と１０万円ほど差があります。しかし、私立の総合病院では、平均４２万２千円ほどかかります。私立の総合病院には、妊婦さん向けのサービスはありませんが、テレビやインターネット、売店・食堂など院内の施設が整っていることが多く、何かと便利です。それに、総合病院だと医療設備が充実していて、安心して出産できるというメリットもありますね。

　平均出産費用でみると、同じ総合病院でも、国公立なら個人病院より安めで、私立の総合病院だと、個人病院より若干高めということになりますが、あまり差はないようです。ですから、病院を選ぶ場合には、サービスなどを重視するか、医療的なものを重視するかで変わってくると思います。いずれにしても、１度病院に通いだすと、変えるのは難しいので、病院選びはご自分にあったところを、慎重に探すことをお勧めします！

出産費用について