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自宅での出産費用

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 最近、自宅出産をする人が、すこしづつ増えているようです。ここ10年で、自宅出産率も0.1%から0.3%に上がってきています。0.3%というと少なく感じますが、1000人に1人だったのが、1000人中3人になったというと、結構高い数字ですね。自宅出産をするからといって、出産費用が安くなるわけではないですが、病院で出産するより、多少は安く出来るようです。

 しかし、自宅出産が増えた理由は、出産の際の病院での方法に不安を感じる方が多くなったというのも原因の一つです。陣痛誘発する薬、麻酔で陣痛の痛みのなくする無痛出産、お産中のトラブルで胎児の頭を機会で吸引するなど、薬や器具を使うことによって、出産後、赤ちゃんの成育が心配という女性も多いようです。

 自宅での出産費用は、いくらぐらいかかるのでしょうか。自宅で出産する場合、まず助産師さんを探さなくてはいけません。助産師さんに頼らないで、出産を行うことを「無介助出産」といいますが、さすがに素人だけで行うのは、母体にも赤ちゃんにも危険すぎます。自宅での出産費用は、助産師さんに支払う費用で、分娩介助金といいます。日本助産師会の分娩介助金の料金表は、18万円以上からで、健診料や産後のケアの料金など、すべて含めた出産費用は30万円くらいになりますので、病院で出産するのとあまり変わりはないようです。

 自宅で出産というと、何かあったとき不安かもしれませんが、通常、病院で出産しても、切除したり縫合したりするのはお医者さんですが、実際に世話をしてくれるのは看護師さんです。医者は、途中経過を見たり、会陰切開をした場合、最後に縫合するだけなので、検診で問題がなければ、自宅出産でも危険なことは何もありません。

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