読んで安心!出産について HOME > 出産費用 > 海外での出産費用

海外での出産費用

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでは、現地の人や長期滞在者はもちろん医療保険がありますが、海外で出産するためだけの人用の保険は、まずありません。順調に出産できるかもわからないので、何かあったときは、それだけ出産費用がかさんでしまいます。

 また、滞在費も念頭におかなくてはいけません。陣痛までの間、出産して生まれたばかりの赤ちゃんをすぐに日本には連れて帰れないので、出産前後、約3ヶ月分は滞在費がかかると考えていいでしょう。つまり、日本で考える出産費用より、単純にかなり高額な出産費用になります。

 たとえば、アメリカでの一般的な平均出産費用を例にとると、入院費(分娩から3日間)5300ドル・抜糸175ドル・新生児の各種検査530ドル、合計6005ドル、日本円に直すと、60万円以上かかる計算になります。(1ドル=100円で計算した場合)いくら円高といっても、日本で普通に出産するよりも、かなり割高な出産費用になってしまいますね。

 それに、もしも逆子だったりしたら、逆子修正だけで、約420ドル、各種検査270ドル、合計670ドル(67000円)もかかってしまうのです。帝王切開にいたっては、もろもろ合計して約4500ドル(45万円)もかかります。

 海外での出産は、日本よりも自由な出産方法や、赤ちゃんのケア方法など、自分の意志で選択出来るというメリットがありますが、出産費用だけで考えると、よっぽど事情がない限り、日本での出産が安心ですね。

出産費用について