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出産費用の助成制度

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 出産費用に関しての政策というのは、自治体によって違うので、分かりづらい部分が多いですね。また、税金の請求はちゃんと個人個人に来るんですが、なぜか助成金など、給付に関しては、自分で問い合わせたり、調べたりして申請をしないといけないようです。

 助成金というのは、国や自治体から支給されるもので、出産費用をまかなう為の給付です。まず、一般的に知られているのは、「出産育児一時金」ですね。出産費用の中でも、一番お金がかかる「分娩・入院」の病院代を、一部負担してくれる政策です。最近は、少子化問題などで、少しでも出産費用を減らして出産しやすいようにするため、出産育児一時金の改定が行われています。現在は35万円が支給されますが、今後、38万円になる予定もあるようです。ただし、給付金が高くなるからといって、後で申請しても、申請した時期ではなく、子供を出産したときの金額が支給されるので、出産したら早めに申請したほうがいいでしょう。

 次に、保険が効かない妊婦健診の費用も、1部助成されます。2009年3月までは5回まで助成されていましたが、2009年の4月から、14回の健診まで助成されるようになりました。すべての健診費が助成されるわけではないのですが、毎週、毎月必ず受けなきゃいけない健診なので、助かりますね。

 高齢出産の方には、「超音波審査」が1回だけ無料で受けられるという助成もあります。35歳以上で出産される方は、チェックしておきましょう。

 また、これは本当に各自治体によってなのですが、「出産祝い金」が出る自治体もあるようです。この助成は、人口が少ない地方に多いようで、首都圏や主要都市などでは、あまり行われていないですが、念のため調べてみたほうが良いでしょう。金額はそれぞれですが、5万円から10万円ぐらい支給してくれるようです。

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